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「立山の白い雷鳥と湿原の旅」 平成26年(2014)5月7日〜9日 | |
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大場、小林、服部、山村、吉田、以上12名 | |
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立山の冬羽の残る白いライチョウと雪山の大展望を楽しみ、
大町の湿原でミズバショウやザゼンソウ、チシオスミレなどの花を
観察しました。 | |
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新宿7:30→立川7:54→八王子→(特急あずさ3号)→松本→信濃大町11:01 大町駅で新潟から車で駆けつけた柳夫妻と合流。 TAXI2台と柳車に分乗してアルペンルートの出発点の扇沢へ。 扇沢12:00→(トロリーバス)→黒四ダム ダム展望台まで登り、快晴の黒部ダムや立山連峰などの雪山を眺めながら 持参した鱒すしで昼食。ダムを渡ってケーブル駅へう。 黒部湖駅→(ケーブルカー)→大観峰→(トロリーバス)→室堂 雪山の大展望を楽しみながら室堂へ。階段を登り室堂平の雪原に出ると、 立山連峰の雄姿が迫る。雪道を徒歩15分ほどで今夜の宿へ。 15:30 みくりが池温泉到着 |
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荷物を置き、宿の後ろのエンマ台から、雷鳥荘のほうへしばらく降りた所で
撮影中の人が見えたので近づくと、案の定ライチョウだった。 ♂♀2羽が近づいたり離れたり、ハイマツの陰に隠れたりするのに合わせ、 カメラを向ける。 |
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満足して宿のみくりが池に戻り、明日の晴天を約束する美しい夕陽を眺める。 夕食はで、郷土料理や生ハムサラダなどの、山の中とは思えない豪華さ。 夕食後、部屋でくつろいでいる時に、横倉君が3日に亡くなったという驚くべきニュースが飛び込む。1月に行った高田君の墓参の際に会ったばかりなので、元気をとり戻したと信じていたのに、高田に続き、仲間2人を相次いで失ったことになる。 皆ショックで、宿が呼びかけた星空見物には、誰も出て行こうとしなかった。 |
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早朝、宿の上の雪原から、立山連峰の後ろから上る朝日を眺める。 昨日の場所でライチョウを撮っている人が見下ろせた。 宿の裏のハイマツで囀るカヤクグリを見ていると、ライチョウ♀が、続いて♂も出てきた。 | |
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今日も雲一つない快晴で、立山や剱岳、大日岳などの雪山の展望が素晴らしく、何より暖かく風も無いので、いつまでも雷鳥夫婦の観察ができる。
この夫婦、♀が勝手にトコトコ歩いて行ってしまうのを、♂が後ろからゴゴゴと文句?を言いながらついて行くという行動パターンで、最後は♀の脇に立って♂が小言を言うようにしばらく声を出していた。その後、♂は先に歩き始めたので、「初めてオスが先を歩くのを見た」と、ギャラリーから声が上がったほど。 | |
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宿のバイキング朝食を済ませ、記念写真を撮った後、頭痛がする奥村君は一足先に竹川と共に下山。 残りのメンバーは、午前中は室堂周辺で、ライチョウ夫婦に遊んでもらい、 宿のレストランでみくり丼などの昼食を済ませ、室堂ターミナルにもどる。 雪の大谷を見学した後、前日と逆コースで信濃大町に下山。 大観峰の展望台でしばらく過ごした他は、順調に乗り物を乗り継ぎ、扇沢まで下山。 中国人の団体が今日も多いが、天候は夕刻まで快晴状態だった。 |
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扇沢からはTAXIで、大町温泉の叶屋旅館へ。 先に降りた奥村・竹川両氏は大町市内を観光してから、周遊バスで到着。 和式旅館・叶家の玄関には雛段飾りがあり、翌日の外国人客に見せるためという。 | |
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| 8:00の朝食前は、めいめい付近の散歩、朝風呂、おしゃべりなどで過ごす。 9:30に再びTAXIを呼び、木崎湖近くの居谷里湿原へ向かう。 | |
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ザゼンソウはもう無理だろうと思ったが、まだいくつか残っており、ミズバショウもやや遅めながらあちこちに残っていた。
チシオスミレやリュウキンカも咲いている。 湿原に入って間もなくノジコの囀りが同時に3か所から響いてきた。 また奥村君を喜ばせたのが道端を飛ぶ小柄な蝶で、春の女神と呼ばれるヒメギフチョウ。しかも彼の目の前でしばらく止ってくれるというサービスぶり。 帰りは、再びTAXIと柳車でで信濃大町駅に戻り、そばやで昼食後、「塩の道博物館」も見学。 新潟に帰る柳夫妻と別れ、あずさ26号で帰京。 信濃大町15:05→松本→(あずさ26号)→八王子→立川→新宿18:36 |